平戸藩の藩主鎮信公を始祖とする茶道鎮信流の茶菓子として、又一般町家の人々も慶事・法事の際には、必ずと言っていい程牛蒡餅を「お配り菓子」に使うという風習があり、平戸にのみ昔のままの姿で残されて来たものでございます。
尚、名称の由来は、昔は黒砂糖のみを使用し、長いままを茶席で亭主が客席にあわせて、切って供していたもので、色合い形状が牛蒡に似ていたからだと伝えられております。
言葉にしたらそのようになるのでしょうか。
古都「京都」の禅寺で僧達が作り出した生麸は豆腐・湯葉とならんで、貴重な植物性タンパク質でした。精進料理には欠かせない、健康を維持するものだったのです。
低カロリーで消化が良く、古くから日本人になじみのあるものですが料理方法が少ないためか、あまりお目にかかりません。餡を包んだ和菓子となって気軽に食べやすくなりました。
生麸は、瑞々しい味わいそのもので、糖分も塩分も加えない、生成りの味。



カステラは長崎より約十五年位以前に、平戸に伝えられたものです。
平戸は、日本最初の貿易港(およそ四百年前)として栄え、ポルトガルやオランダの商船が頻繁に出入りして賑ったものです。
港間で、カステラと云えば、長崎カステラとして喧伝されておりますが、実際には、黒船の来航とともに、カステラ製法の伝来も長崎より約十五年くらい以前に、平戸へ伝えられたものです。
平戸で、八代二百五十年に亘って、代々菓子舗を営む当店の「平戸かすてら」はポルトガル直伝の秘法を代々授け継ぎ、最良の原料を吟味厳選致しまして、まごころ込めて造り上げました逸品でございます。
異国情緒豊かな当時を想いながら、本番の味をお召し上がり戴けば、尚一層の趣が深く味わえるものと思います
使用した、お酒とも合う一品です。
ラム酒につけた干林檎、レーズン、干柿、胡桃を蜂蜜の羊羹で練り上げました。付属の和三盆をまぶしてお召し上がりください。
噛むほどに溢れ出す、彩り豊かな滋味(※)をご堪能ください。
※滋味【じみ】
栄養があって味のいいこと。栄養豊富でおいしい食べ物。または豊かで深い精神的な味わい。(大辞林より)
かすてらで培った生地配合の技術、九州パンケーキミックス、北海道小豆を丁寧に炊き上げたあんが出会い、最高のどらやきが完成しました。
何度も試作を重ね、パンケーキのふわふわもちもちした食感、どら焼きのさっくりとした食感の『いいとこ取り』の配合を実現しました。
老若男女誰が食べても笑顔になれる、当店自慢の逸品です。
古えより伝えられし、エキゾチックな風味と味わい
四百年程前、黒船が来航した折にその製法が伝えられました。今から四百年程前、日本に初めてポルトガルの黒船が平戸へ来航した折、共に渡来した神父たちによって、その製法が伝えられました。当時、この製法はすべて家伝の秘法として、一切門外不出とされわずかに藩公の茶点としての特命か、献上の為に限られていた程度でしたので、一般には全く知られていませんでした。此度、弊社ではこのお止菓子とされていた製法を復元、改良し平戸シュガーラと命名した次第です。
エキゾチックな風味と味わいを、ぜひご賞味くださいましておみやげにお茶のお友にと、ご愛顧の程宜敷くお願い申し上げます
百五十年前、平戸の菓子司が丹精こめて創った銘菓
愛蔵本を元に、百五十年ぶりに蘇りました。
この銘菓は、江戸時代の終わり近く天保十二年(1841)~弘化三年(1846)藩主松浦候の命を受け、平戸の菓子司が丹精こめて創りましたもので、平戸・三河内焼四百年の記念に因み、初めて公開されました。
古えに想いをはせてお召し上がり頂ければこの上ない喜びと存じます。
チーズの濃厚な味わいをお楽しみください。
チーズそのものの味が楽しめるプレーン、
オランダを代表するチーズでマイルドな口あたりのエダム、
こってりまろやかで酸味がやや控えめのクリームチーズの
3種類のチーズをブレンドしました。
濃厚で深い味わいをお楽しみ下さい。
熊屋の自信作の和風まどれーぬ。
バターの風味豊かなマドレーヌに
丁寧に炊き上げた丹波黒豆をトッピングしました。
もっちりとした歯ごたえ、
ふんわりとした口当たり。
ほんのり広がる上品な甘さ
良質のフレッシュバター使用のバタークリームと、和菓子一筋40年の職人が丹精込めて炊き上げたつぶ餡を、きな粉と抹茶の入ったモチモチっとした新食感のブッセでサンドいたしました。
※1個ずつ(きなこ・抹茶)のばら売りの他に、6個入り、詰め合せもご用意しております。